かみお

マネージャー

デザイナー・ディレクター

Q1.入社の経緯を教えてください。

コネクター・ジャパンと出会ったきっかけは、大学時代からの仲が良い友人がこの会社でデザイナーとして活躍していたことです。 私は2年前、彼女の紹介で入社させていただきました。 中学生の頃から将来クリエイティブな仕事をすることを夢に見て、大学4年間グラフィックデザインを勉強し、新卒で入った会社でもデザイナーとして働くことを強く志願していました。 なのですが、新卒で入社した会社では「現場を知る」ということを目的に、デザインとは程遠い、営業部への配属が決まりました。 1日300件~400件程テレアポ業務を行ったり、飲食店向けに電気の切り替えやレジのご案内をする訪問営業など、 正直学生の頃に思い描いていたキャリアプランとは180度異なる働き方をしていたと思います。 ただ、いつかクリエイティブ事業部に異動することだけ願いながら、目先の売上目標にがむしゃらに向かっていました。 実際にクリエイティブ事業部へ異動することになり、Webデザイナーとして仕事を始めることになりました。 ここで面白いのが、営業とクリエイティブでは仕事環境の雰囲気が異なります。 営業部の活発な雰囲気に慣れてしまった私は、デザインの仕事を志願していたはずなのにデザイナー特有のコミュニケーションが少ない環境に耐えることが出来なくなってしまいました。 そんな時、コネクター・ジャパンで楽しそうに活躍していた友人の姿を見て、私もこの会社の一員になりたいと思うようになりました。 私が入社した当時は制作ディレクターというポジションのメンバーが明確にはいなかったこと、営業で鍛えられたコミュニケーションスキルを活かしながらクリエイティブなことに関われるということがマッチして制作ディレクターとしてのキャリアをコネクター・ジャパンで拓くことができたのは今でも心から有難いと思っています。

Q2.現在の仕事内容をお聞かせください。

現在はデザインチームのマネージャーとして、デザイナーの生産性最適化をミッションに仕事をしています。 デザイナーの仕事は定量的に見ることが難しい職種です。例えば、営業では売上数字として目標や結果を確認することができますが、デザイナーは同じように可視化させることが結構難しいです。 デザイナーの仕事の軸となるスピード、クオリティ、コストの3つをどうしたら可視化することができて会社への貢献度が測れるか、ここが今の私の仕事内容の主題です。 また社内のプロダクトをより良くしていく為に、マーケティング担当と連携をしながら、自社のWebサイトを改修したり、広告運用する為のバナー制作を行ったりします。 最近だと、展示会で使用するパネルや外部クライアントからチラシやPOP、ショップカードといったDTP関連のご依頼をいただくことも多くなりました。 個人としては制作ディレクターとして、見積に則ったWeb制作の進行管理の仕事も行います。

Q3.デザイナー・ディレクターの仕事のやりがいや面白みを感じる部分を教えてください。

デザインは見た目を作ることが仕事ではなく、依頼者の目的や目標が達成するような設計を行うことが仕事だと思っています。 なので、その目的や目標が達成できた時に面白みを感じます。 例えば、社内のプロダクトで広告バナーを作る時。その目的が広告クリック率アップであれば、実際に数字がアップした時にはやりがいを感じます。 クライアントワークでも同じです。目的が達成されて、感謝の言葉をいただけた時には心から嬉しいですし、やりがいを感じます。 マネージャーとしてのやりがいで言うと、 チームメンバーが同じく依頼者から感謝の言葉をいただいていた時。 チームメンバーが意味のある制作だったと思ってもらえた時にやりがいを感じます。

Q4.働く上で大切にしている考え方は?

経験がない仕事や不安な新しい挑戦でも最初から「できない」と言わないことです。自分が断ることで良いチャンスを閉ざす可能性もあるからです。勿論、大きく見積条件から外れるものであったり、生産性が落ちるような仕事、なんでも引き受けるということはしません。根幹には相手を喜ばせたい、相手の目標が達成してほしいという気持ちが常にあるので、まずは経験がないことも得意なメンバーに相談するなど「できる」にシフトしていく考え方は大切にしています。また、できなかったことを達成することでメンバーや自分の成長にもつながると思っています。

Q5.今後、どのような仕事をしてみたいとお考えですか。

既に関わっている部分ではありますが、クリエイティブ組織を会社に確立させることです。 クリエイティブはプロダクトを育てていく為のサポート的なポジションと見受けられがちですが、 そうではなく、コネクター・ジャパンのクリエイティブとして一つのプロダクト化をさせていきたいと思っています。 そこで各デザイナーやコーダー自身のやりたいことと会社としてやるべきことがマッチしていくような環境を作っていきたいです。 それぞれが自身の強みを活かして、依頼者の目的・目標を達成させることができる貢献度の高い、存在意義があるチームにしていきたいです。

+ HONESTY

相手を思い、自分に厳しく

実際に、過去にチームをうまく動かせなかったという悔しい思いをしてきた経験から気づいたことで、 相手に優しくするためには自分でいろいろ考えることが必要だし、 人の何倍も動かなかればいけないと思っています。 なので、「相手を思うのであれば、まず自分に厳しくしろ」という私のスタンスです。 「Honesty 」は、正直さ・誠実などの意味を持つ単語ですが、 自分の性格上、プライド高い面があり、時々素直になれないときがあります。 分かりやすく言ってしまうと、頑固なところがある、と自覚しています。 それも過去の失敗の一因ではないかと考えているので、自分がまず素直になり、相手の声をしっかり聞く。 その上で、自分も改善していくことがすごく大事だと思っています。 自分の戒めのような、そんな意味で選んだ単語です。